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私をスキーに連れてって [SKI]

1987年、すごい映画が誕生した。

ホイチョイプロダクション制作
「私をスキーに連れてって」


内容を語り出すと本かける位なので(笑)、そこはぐぐってくださいww


当時私は高校3年生。
この映画でスキー業界、そしてスキーというものの世間の概念が180度変わったといってもよい。



私が中学に入学したとき、スキー部に所属するときには部員がほとんどいなくて廃部寸前だった。
我が学校は東京のスキー部ではそこそこ昔から名が売れていた。
部存続のために、部長は必至で新入部員をさがしていた。
入学の面接で私は小学生のころから大会に出ていたことを話していたのもあり、
部長はすぐに私のところに飛んできた位だった。


そんな部が一転した。この映画でできたスキーブーム/スキーバブルで一転した。
次から次へと入部の希望者が増えたのだ。
ただ入ってくる人はあの映画の世界に憧れ、スキーが滑れるようになりたい人ばかりだった。
本来、我がスキー部はアルペンスキーレーシングチーム。
つまりそもそもスキーができて当たり前でレースに出る人のための部であったのに。



とはいえ、この異常なほどのブームはすごかった。



その後、バブル経済は崩壊し、スノーボードが台頭し
スキーはカービングスキーの時代を迎えた。
当時ど真ん中で映画を見ていた世代は結婚し、子供が生まれ・・・



そして2017年、30年の時が流れた。
まずは、そこに着目したJR東日本はキャンペーンを打った。


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「私を新幹線でスキーに連れてって」



そういえば、通勤電車で帰り道。女子大生らしき人たちの会話が聞こえてきた。
(車内吊りのポスター指さして)「このイラストって、今いっぱい見るけど誰?」


「だよね~」って思わず会話に入りそうになった(笑)
そりゃそうだ、今の若者が知る訳がない。
毎年JRが冬に行う「JR SKI SKI」のキャンペーンといえば
「ぜんぶ雪のせいだ。」とか「答えは雪に聞け」とか
若手女優さんを使ったキャンペーンだった。


それが、今年は。。。


じゃあ、このキャンペーンは誰向けに打ったのでしょうかね?



え?私にでしょ(笑)



「私をスキーに連れてって」ど真ん中世代の私は
なんとそのキャンペーンにまんまとはまったわけです。


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毎週の様に新幹線に乗って。



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朝に、夜に。


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東京に、長野に。



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そして、時には、北陸新幹線だけでなく東海道新幹線だって。


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時には、米原駅に降り立ち。

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キャンペーン、大当たりでしょうJRさんww






で、JR東日本にあったアプリを使って、作ってみた。



当時の楽しかった思い出ともに。
そして、今の自分。

30年の時は確実に流れているわけで・・・




1989年@木島平・・・だったかな?(笑)
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2018年@ガーラ湯沢
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でもね。笑顔とは裏腹に。
ともに2枚の写真は一番夢に向かって挑戦し
苦しく辛いときなんですけどね。。。





今年、久しぶりに一生懸命スキーに取り組んでいたら。
こんなに「私をスキーに連れてって」に巻き込まれて行ったのですが。



なんと、人との輪が重なり合って。

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本当に、「私スキ」にちょこっとかじれるかもしれないところに来た。
ほんと、人のつながりってすごいものだと感じました。




あ、この写真。「私をスキーに連れてって」知らない人にはまったくわからないか。
「SALLOT(サロット)」というのは「私をスキーに連れてって」の中に登場する
スキー板、ブーツ、ウェア全部トータルコーディネートできるブランド。




「サロットスキーリブートプロジェクト」というものが発足したようです。
微力ながら私も応援できればと思ってます。





さて、もう一つ。
2018年、平昌オリンピックで盛り上がりましたが。

実は2018年ということは、長野オリンピック(1998年)から丸20周年ということでもある訳で。


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新幹線で移動中に、あちらこちら行ってみた。

その20年前には、私は松本に住んでいて、長野県じゅうのカメラ屋さんを回っていた。
北は信州中野、東は軽井沢、南は飯田まで。

そしてもちろん長野オリンピックにもがっつりからませていただいてました。



なので、こちらの20周年も感慨深いものがありました。

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長野駅構内。すっかりあのころとは変わって近代的になりました。



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善光寺のとおりまで出ると、表彰式会場があります。
今では駐車場になってますが、ちゃんと記念碑が立ってます。


この碑の前はカメラ屋さんで、オリンピック期間中よくお店でカメラの販売応援をしてました。
そして日本ジャンプ陣の金メダルの表彰は生でしっかり見せていただきました。



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そして、ジャンプ台のある、白馬八方尾根スキー場。

昔は、東京からだと中央道で松本、安曇野を抜けて大町経由で入っていましたが
オリンピック道路ができ、除雪がしっかりできて長野駅からわずか1時間ちょっとで白馬入りできるようになりました。




奇しくも、その20年後の2018年。


新幹線を使って、オリンピック道路を使って毎週の様に白馬valleyに通って
こんなにも真剣にもう一度スキーと向かい合うことになろうとは。




「私をスキーに連れてって」

「私を新幹線でスキーに連れてって」

「SALLOT」 Project


そして、28年ぶりの選手復帰。



これも人生の巡り合わせなのか。
神様はたぶん何かを私に伝えようとしているんだな。。。






スキーは奥が深い!



































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