3.11 そして2年

東北地方太平洋沖地震から、丸2年。
昨年は、休日だったため買い物中のデパートの中でその時間を迎えた。

そして今年は。
当たり前の日常、オフィスでその時を迎えた。

14：46

館内放送が流れ、1分間の黙祷。
そう、2年前金曜日、この高層フロアにいた。
スライド式ロッカーが左右に激しく揺れ、中から機材が落下した。
目を瞑るとあの音が今でも恐ろしく蘇る。そして高層ビル特有の揺れさえ蘇ってくる。

一昨日も、昨日もそして明後日さえ、何の代わり映えもしようもないこの日常のオフィス。
しかし、その「なんの代わりもない」事が実は一番ありがたいことだと感じた。

「当たり前のことが、当たり前のように出来ることの幸せ」

被災地では、2年経った今でもこのような当たり前のことができず苦しんでいる人がたくさんいる。
たとえ自分の生活がなんとか戻ったにせよ、自分を取り巻く環境は全て戻ってこない。

時間が経てば、記憶は風化していく。
思い出すのは辛いけど、忘れてはいけないこの真実。
事実をしっかり受け止め、自分自身で出来る事を引き続き行っていこうと改めて心に刻んだ。

そう、それぞれの形で心で、、、




もちろん、会社でも「東日本復興支援」を行っています。
http://www.savechildren.or.jp/restartjapan/

そしてその活動の一環には、チャリティソングプロジェクトがあります。
われらがTUBEは「音楽人として出来ること、1人の日本人として出来ることは何なのか？」と考え、
被災された方々と被災地へのエールをこめて復興応援歌「RESTART」を制作しました。












そして、昨年もライブツアーの合間を縫って7月15日から22日にかけて、
東北3県の4カ所で、RESTART JAPAN支援プロジェクトの一環として、
TUBEによる東北復興応援野外フリーライブが開催されました。

活動報告はこちら
http://www.savechildren.or.jp/restartjapan/report/song/2012/07/30/post-29/

そして、私も引き続き微力ながら応援していきます。

 

被災地に少しでも早く、本当の春が来ることを心よりお祈り申し上​げます。



【遊魚】