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Short trip to Itsukaichi [その他]

久しぶりに西へ。


撮影にやってきた。


22年ぶりにこのホームに降り立った。
東京の西の果て。武蔵五日市線終点のひとつ手前「武蔵増戸」

140703-2.jpg




ホームは自動改札になり、駅もキレイになり小さなロータリーも出来ていた。





140703-1.jpg



平日の朝9時。
しかしロータリーには、タクシーどころか人もいない。


ではどうやってタクシーに乗るかというと、
タクシー乗り場に行くと電話番号が書いてありそこに電話をしてきてもらうというシステム。


で、早速地元のタクシー会社に電話。10分でくるという。
なんともスローライフだ。このあたりは22年前と何も変わっていない。









さて、10分時間ができたので、、、
缶コーヒーでも買おうと、少し歩いてみる。
見慣れた踏切までやってきた。

目の前には大きな100円ショップ。

そして左には。
酒屋さんをはじめ数店のお店があったが、今はもう看板が下ろされ、シャッターが閉められていた。

道路を渡ると、青梅信用金庫。
看板は新しくなったものの、駐車場も電話BOXも22年前のままだった。

140703-3.jpg


その頃はまだ携帯もなければメールもない。
この駐車場と電話BOXには、小さな、本当に小さなドラマがあった。












駅前に戻るとタクシーがきた。
目的地に向かいながら、たわいもない会話を運転手とする。


このあたりも大手資本のスーパーが街道沿いにできて駅前が寂れ
小さな商店はお店をやめることが多いらしい。



22年。
街も変わり、人も変わり、、、
もちろん自分も変わった。

しかも年々そのスピードは増していく。

だから、たった10分、ほんの10分立ち止まって見た。そして振り返った。
移りゆくスピードに疲れたらたまにそんな時があってもいいだろう。






22年前。
4年間の大学生活を終え、希望を胸に社会人となった。
同時に、ひとつの物語が終わった。











”Fantastic World” 3rd Single, in 1992
                                       と わ
                              【永遠にwith me】 
                                              Written by kazukoba


海で始まった恋なのに 長すぎた二人のrelation
回を重ねるだけのデート 君との距離を感じ始める
ふと開いてみるアルバム 見つめればほらMemories
セピア色に変わってく 夏だった二人笑ってる

永遠にwith me どうしてすれ違ってしまったのか
こんなにも君が愛しい
だからwith love 僕の胸にいつか必ず戻ると信じ
I'll never change my love for you

----(中略)-------

もう一度 その素敵な笑顔
僕のために I love your smile



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