新たなジャンルへ

打ち合わせで近くのカフェに。





写真家として自分の考えを押し切ることは、
我がままなのか、自分のエゴなのか。




誰かの共感が欲しくてシャッターを切るのか。

人に媚びを売って、顔色をうかがいながら作品を作るのか。




「仕事じゃないんだから。
　あなたがシャッターを切りたいなら切ればいい、
　撮りたいなら撮ればいい。」



そういって背中を押された。





今までやらなかった新たな撮影領域に突入。





想像する、とにかく欲するがままに写真を見る。
Web上も、写真展も、美術館も。




自分はどんなものが好きで、何に感動して、心に刺さるのか。

もう一度見慣れた風景を改めて違う角度から考えてみる。






街中でも。




大好きな海を見つめてグアバジュースで遠くのHAWAIIを思い出しながら。






そして、あの若き日を思い出しながらRoute134を江の島から葉山へ。









そう、私にだって若いころはあった。
希望に満ちあふれ、見えない日々が不安で。




でも今は違う。ほんの少しだけ経験という武器がある。




仕事から解放した心と頭から、アイデアがどんどん溢れてくる。




よし、ひとつづつ形にしていこう。