希望から失望 [SKI]
そして、すべて終わった。まさかこんな結末になろうとは。
それでもほんとによく頑張った。
それでもほんとによく頑張った。
「また、頑張ろう。」
そんな言葉軽々しく出ない。
東京に戻って、病院へ。
診断結果は
「ふくらはぎ肉離れ+足首靱帯損傷」
大会前日のトレーニングのたわいもないバーンの移動中に転倒、このザマです。
腫れあがったふくらはぎと、内出血の足首。
当日はブーツを無理やり履いたけど、板をはくのにかかとが踏み込めない。
ぎりぎりまで「今日はもうやめよう」と思ってた。
でも
「棄権してもせめてバーンを見に行こう」
から
「1-2種目は頑張ろう」
「棄権してもせめてバーンを見に行こう」
から
「1-2種目は頑張ろう」
そして、結局ここまで来たら
「最後まで」 と結局フル出場。
「最後まで」 と結局フル出場。
脳内アドレナリンはすごい。演技中はほぼ感じることがないのに、
ゴールした瞬間「あー止まれないかも」と思うほど激痛が走る。
とはいえ、滑走中に頭の中で描いたターンは痛みが走った瞬間にできなくなったりして
気が付けば不本意のゴールライン。
それは、当然の結果だった。
それは、当然の結果だった。
ただ、ダメだったのはこのケガのせいではなく、己の技術不足であり、まったく言い訳にならない。
これでまた深い闇に落ちた。
次のシーズンまでこの闇の中で、もがいて苦しんで精神崩壊してそれでも歩みを止めることなくひたすら努力して。
スキーに楽しさなんて全く望んでいない。
苦しいことしか学んでいない。
苦しいことしか学んでいない。
いや、逆に楽しく気持ちよく滑ったら「それはだめだと」否定されるくらい。
3歳から今までずっとそうだ。
だから子供が小さかったときは自分のスキーからは逃げた。
だから子供が小さかったときは自分のスキーからは逃げた。
でも覚悟を決めて4年前からここに再び戻ってきた。もう一度自分と向き合うために。
でも、じゃあ何のためにスキーしているのか。
そんなの自分でもわからない。だって私は異常者なのだから。
※正常者にとってスキーは楽しいものです。青空の下、心地よい疾走感。素晴らしいスポーツです。
足引きずりながら痛い思いをして出社しなくていいのだからテレワークってありがたい。
そしてまた失望する。
その繰り返し。
今度こそと夢を抱き
そしてまた失望する。
その繰り返し。
Hakuba Valley
ありがとう。
くやしい。
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