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オリンピック自国開催の意味 [SKI]

↓ ↓ ↓ ↓ 5/19更新 ↓ ↓ ↓ ↓
 !!公開日が6月18日に決定!!
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3回目の緊急事態宣言を受け、映画の公開延期が相次いでいる。
4/16公開された、私にとってのGW行事である「名探偵コナン|緋色の弾丸」も
大概の映画館が休館になり未だ見れていない。

そして何より、今日、5月7日に公開予定だった『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』。
4月28日に公開延期が発表され、新たな公開日は未定。

そもそも当初の公開予定日は2020年6月19日。
こんな状況でなければ、東京オリンピック開催の1ヶ月前。

日本中がめちゃくちゃ盛り上がっているころだったはず。


そしてオリンピックは1年延期。
『ヒノマルソウル』の公開日も2021年5月7日と延期になった。
それでもオリンピックの2か月前の公開で、今度こそ、弾みをつける役割を果たすはずだった。



『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』は、1998年の長野オリンピックで、
日本がスキージャンプ・ラージヒル団体で金メダルを獲得したことを題材にした物語。

しかし、選手に焦点を当てたのではなく、主役は選手を支えた25人のテストジャンパー。
なぜあの団体金メダルが取れたかのエピソードが実話をベースに描かれるようだ。



本来、この映画を観て自国の長野開催のオリンピックで団体金メダルを受賞した感動を思い出し、
また若い世代は身近に感じて、東京オリンピックへの期待感を上げ
ワクワクしながら開会式を楽しみに待つはずだった。




しかしコロナの影響で東京オリンピック・パラリンピックの開催に対して国内の雰囲気は非常によくない。
何とか数枚チケットを手に入れている私でさえ、う~んどうしたものかと考えている。
恐らく開催されたとしても、あの長野のような大観衆で埋め尽くされる会場を見ることもないだろうし
海外からの大勢の渡航者とコミュニケーションをとれることもないのだろう。


だからこそ、今、この映画を見て、長野五輪を思い出し
オリンピックを日本で開催する意味を考えてもよかったのかもしれない。

早く公開される日が来ることを楽しみにしている。




ということで、映画が見れないので、当時長野県全域を仕事で走り回っていた私は
「あの頃ってどうだったんだっけ?」と思い出してみようと当時の写真やパンフレットを開いてみた。




実は私自身も振り返るには絶好のタイミングでもあった。






210507-8.jpg
※2021年撮影


そう、今年まさにスキージャンプ・ラージヒル団体の金メダリストであり
『ヒノマルソウル』の軸となるあの「原田雅彦さん」とご一緒させていただく機会があったから。
今や全日本スキー連盟の理事でもいらっしゃるのですが。


まさか東京オリンピック開催のこのタイミングでお会いできたのは本当に感激!





ではあの当時を振り返って。




世界中を歓喜の渦に包んだ日本団体金の瞬間からさかのぼること数日前。
私も会場の白馬のジャンプ台にいた。


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※1998年撮影 プリントよりスキャン



会期中はもちろん聖火台に灯がともっていた。

210507-4.jpg
※1998年撮影 プリントよりスキャン




あの日は映画にもあるように、朝からすごい雪だったけど、私のいたこの日も天気悪かった。
たぶんすごく晴れたという記憶はないな。



そして迎えた2月17日
私は長野市内の表彰式会場の外「山本写真機店」にいた。


210507-1.jpg
※1998年撮影 プリントよりスキャン


善光寺から延びる中央通りに面する、山本写真機店の向かいにある「セントラルスクウェア」
会場の中も外もこの大賑わい。中央通りが人で埋め尽くされる。

これこそがまさに、自国開催のオリンピックの盛り上がり。
せっかくの東京オリンピックも、残念ながらこういう状況にはなれない。
そこが辛い・・・






で、私は表彰式はかろうじて建物の隙間から見た。

210507-6.jpg
※1998年撮影 プリントよりスキャン



今の様にデジタルカメラなら、背面の液晶画面を動かして撮影画像を確認すればいいのだけれど
当時のフイルムカメラでは、両手を挙げてノーファインダーの撮影は100%ノールックなわけで。
1枚でもなんとか写っていれば儲けものって感じ。


で何枚も撮影した中の1枚がこれ



右が原田さんで、左が船木さん。
完全にピンボケだけどね。


それでも私にとっては宝物の1枚。















さかのぼって、長野五輪開催初日。
1998年2月7日。長野五輪開会式

@長野オリンピックスタジアム

210507-7.jpg
※1998年撮影 プリントよりスキャン



23年前、若い!
あ、そうではなく。。。


忘れられないなー。35,000人の大観衆。
見るほうもこの大きな会場に大人数だからこそ見ごたえあるし
何しろ選手たちはこの歓声があるからこそ頑張れるのだと思う。
そしてその現場の雰囲気をよりリアルに世界中の人たちに伝える人たちがいることも忘れないでほしい。



そんな当たり前な、以前の常識が、少しでも早く戻ってきてほしいと切に願う。








平和の象徴のオリンピック。

もちろん、政治やお金が絡むのは当然のこと。
しかし、多くの国民にとっては純粋にスポーツを楽しみ、みんなで日本を応援する。
そんな単純なことなんだけど。


映画のタイトル「ヒノマルソウル」の通り「日の丸に魂を込めた」選手たちが真剣に勝負する世界。
そしてそれを応援する国民。そう、しかも自国での開催で。



コロナでオリンピックどころではない状況で、現在どうなるかもいまだわからない。
だから、今、長野オリンピックもしくは以前の東京オリンピック、札幌オリンピックを振り返って
「オリンピック」の意味を考えるタイミングなのかもしれない。


















こんな状況でも、自然は美しい。
満月の夜、白馬三山そして白馬のジャンプ台は見守ってくれている。


210507-9.jpg
※2021年撮影













歌姫 MISIAさんが歌う
『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』主題歌
「想いはらはらと」



※2021年6月30日までの期間限定公開
※作詞/作曲:川谷絵音




最後にもう一度。
早く公開される日が来ることを楽しみにしている。






















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